恋、とはなんだろう 愛、とはなんだろう 恋をしたいとみなは言う 愛が欲しいと君は言う もぅ、恋なんてしないと誰かが言った もぅ、愛なんか信じないと僕は言った それでも僕らは出会ってしまった 愛が欲しい君 愛が怖い僕 人は矛盾の上で生きている 正義なき世は滅び 悪なき世もまた滅ぶのだ 素敵な人を好きになる でも 素敵じゃない人がいてこそ違いがわかるんだ 殺したい奴がいる けど 愛してる人がいるからそう思うんだ だから必要なんだ 愛を語るには悪が必要 恋をするには君じゃない人が必要なんだ 恋は生涯でただ一度 愛は万人に与える事ができる 『愛する』ほうが 『恋』より簡単なんだ もう一度恋がしたいから もう一度君に逢いたい 誰も憎みたくないから 誰も愛さない 間違ってるかな #
by nagikawa2006
| 2007-08-07 00:49
新しい朝が来た 希望の朝 けれど僕は朝が嫌いだ 眩しくて目があけられない 静かな街が好き 甘美な匂いが好き 艶やかな君が好き 全ては漆黒の闇の中でしか手にはいらない 静寂に身を包んだあの感覚をもう一度 二人だけの世界でしか生きられない 君がいないと僕じゃいられない あの世界へもう一度 進む道を照らして欲しい 僕が僕でいられるうちに #
by nagikawa2006
| 2007-07-10 23:56
今日一輪の華を見つけた とてもひっそりと それでもしっかりと 咲いていた 時間も忘れ魅入ってしまった あの華 少し君に似てる いつも壊れそうで それでも生きているんだと 私はここにいるんだと 誰かに見つけて欲しくて 懸命に綺麗な華を咲かすんだ 今になって 初めて君を見つけた気がする ごめんね儚い華よ 見つけた君のことは 覚えておくから ごめんね儚い君よ 僕は君を探せなかった それでも覚えているから 僕は先に進むよ ずっとずっと覚えているから 僕は先に進むよ ひっそりと咲いている華を 見つけられるような そんな人優しい人になりたいです 優しい人は それだけで価値があると そう言ってくれた君の言葉を 胸に刻んで #
by nagikawa2006
| 2007-07-01 23:49
またあの夢だ 深夜の電話 泣きじゃくる君 破裂しそうな心臓を押さえ込んで走る そこで見たものは ボロボロにされた君だった 産まれて初めて抱いた本気の殺意 今も残ってる 守れなかった自分と 忘れようもない君の傷 ただひたすら沸き上がる殺意 もぅ誰でもいい気分だ なんで僕はこんなに弱い 力が欲しい 全てを壊す力が 過去すら消せる力が欲しい 狂おしいばかりにいつも願っている 僕は 10年経った今でもあいつを殺したい あぁ、そうか もぅ君はいないし それしかやることはないんだな この殺意が永遠に消えないことを願う それが今僕の生きてる理由だ #
by nagikawa2006
| 2007-06-22 02:40
最近少し笑えるようになった 面白いことなどなにもないけれど 君がいなくなってから 僕は人を好きになることがなくなった 大事なものが壊れていくのを 黙って見ていることに耐えられそうにないからだ なんだろうねこの不思議な感覚 みんないるんだけどさ 世の中にたった一人 取り残された感じがする 君はいないのに それでも世界は終わらないんだね あぁ、そうか きっと僕がいなくても こうやって世界は何も変わらず動いていくんだ 華やかな繁華街 その傍らで地面に背をつけて寝ている人 世の中は彼らを見放した それでもみんな生きている 生きているんだ 人間は誰しも生きていたいのだ そう 誰を犠牲にしても そうやって世の中は 誰にも興味を抱かず動いていく 永遠に #
by nagikawa2006
| 2007-06-17 04:19
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